薬草

マタタビ

6月の薬草 マタタビ(マタタビ科)@いなべ市 薬用部位 蕾にタマバエ科の昆虫が寄生して虫こぶの部分 生薬名  木天蓼(もくてんりょう) 効果    冷え性、神経痛、リューマチなどに効果があるとか。 別名 夏梅 (梅の似た

トチバニンジン

トチバニンジン(ウコギ科) 別名 チクセツニンジン チョウセンニンジンと同じ仲間だが薬効は違います。 根茎は解熱・去痰、健胃薬として利用されるとか。 @写真&文 三重県薬剤師会 薬草研究委員会 郷

ハラン

ハラン(ユリ科) 弁当の仕切りとかに使いました。庭の片隅に植わっていませんか。 花は地上すぐのところにつきます。カタツムリやナメクジが媒介するのです。蝸牛媒花といいます。 ハランの根茎には 利尿作用 滋養作用があるとか。

サンシュユ

サンシュユ(ミズキ科) @いなべ市 農業公園 鑑賞用の低木として庭に植わっている *薬用部位 果実  腎機能を良くする 強壮の効果あり 八味地黄丸などに配合されている。薬用酒にも使われる。 昨年行った三重県薬剤師会薬草観

マンサク

マンサク (マンサク科) @いなべ市 マンサクは、早春2月に春の日差しをあびると蕾が膨らんで黄色の花をつけ始める。 春のたよりである。いい香りを漂わせている。 花が終わってから葉がでる。その葉に薬効がある。 止血 消炎作

ダイダイ

ダイダイ ミカン科 @いなべ市 あけましておめでとうございます! ダイダイは酸味と苦味が強いのでミカンのようには食べれない。葉柄に翼がある。 漢方では 果実の皮を乾燥させたものを橙皮(とうひ) 去痰薬 胃腸薬に。 未熟果

クチナシ(アカネ科)

クチナシ(アカネ科)@いなべ市 果実を乾燥させたものを使う。霜が下りた後で採取するといいとか 生薬名 山梔子(サンシン) 黄連解毒湯、竜胆瀉肝湯、温清飲、五淋散などの漢方方剤に使われている。 消炎、利胆、止血などの効果が

ゲンノショウコ

ゲンノショウコの種子が弾けた後の果実。御輿(みこし)みたいです。 植物の形はいろいろで、面白い。ユニークなものがいっぱいです。 @いなべ市 花は 白とピンクとあります。三重県でも 両方見れます。 @大宇陀 日本の薬草の

サラシナショウマ

サラシナショウマ(キンポウゲ科) @大宇陀 生薬名 升痲(シュウマ) 薬効部分 根茎  漢方薬に配合されている。発汗 解熱 解毒作用あり。 単独ではあまり使われない。 痔によく効く「乙字湯」に配合されている。 緑の中に真

ヒガンバナ

ヒガンバナ(ヒガンバナ科) @いなべ市 お彼岸が近づくと咲き始める。田の畦を覆うがごとく見事に咲いている。 花が終わってから葉が出てくる。 全草 有毒 写真・文  郷。

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令和7年度三重県薬剤師会 『薬草観察会』のご案内

美杉町伊勢奥津駅周辺・北畠神社・北畠氏館跡庭園にて薬草観察会を開催します。 ぜひご参加ください。なお健康状態に不安がある方はご遠慮ください。 日  時     令和7年5月18 日(日)8:40~15:20(予定) 集合