薬草

11月の薬草(アキノキリンソウ・ツリガネニンジン)

11月の薬草(アキノキリンソウ・ツリガネニンジン)@度会郡 1.アキノキリンソウ(キク科) 黄色の花が鮮やか。 民間で薬効が伝わっている。 薬用部位:全草 用途   :健胃、利尿 若芽は苦味があるが食用となる。 2.ツリ

カタクリ

カタクリ

カタクリ(ユリ科) @鈴北岳 愛らしい花です。 この花の鱗茎からでんぷんを採取する。 風邪 下痢の後の滋養に。 こんな小さなものからいったいどれだけのものが作られたことか。今は片栗粉はジャガイモから作られている。 &nb

7月の薬草 カギカズラ

7月の薬草 カギカズラ (アカネ科) 薬用部位:葉腋には小枝が変化してできた、釣り針状に湾曲した鉤(かぎ) 生薬名:釣藤鉤(チョウトウコウ) 薬効:血管拡張や高血圧改善に効果あり (漢方処方釣藤散、抑肝散などに使用されて

オミナエシ

オミナエシ(オミナエシ科) @玉城町 和名:女郎花 生薬名:敗醤(はいしょう) 全草に解熱、消炎、浄血、解毒、排膿作用があり秋の七草のひとつである。                         写真&文 会

1月の薬草

1月の薬草 御屠蘇散を構成している植物 (ボウフウ オケラ キキョウ サンショウ ニッケイ) 蘇散を日本酒や味醂に浸したものを「お屠蘇」という。一年間の邪気を払い長寿を願ってお正月に飲まれます 構成する生薬は文献によって

オトギリソウ

オトギリソウ  @いなべ市 薬用部分  果実の熟した全草 用途   生葉を揉んで 切り傷 虫さされに外用 葉を透かすと油点が散在する。花は午前中に開いて 午後から次々と閉じてゆく。 昔 鳥の傷の秘薬であったこの薬を口外し

10月の薬草 オケラ

10月の薬草 オケラ(キク科) 9月から10月に白い花をつける。 最近、野山で、見かけることは少ない。大切にして欲しいものである。 薬用部位:根茎 生薬名:白朮(ビャクジツ) 効用:健胃、整腸、利尿薬に用いる。 六君子湯

2月の薬草(タンポポ フキ オオイヌノフグリ)

2月の薬草(タンポポ フキ オオイヌノフグリ) 1月いなべ市は33年ぶりの大雪 60センチ以上も積もりました。 畑の雪が解けましたら かわいい花たちが見れました。   ♪♪ 雪が解けて 川に… もうすぐ春…♪♪ タンポポ

ウツボグサ(シソ科)

7月の薬草 ウツボグサ(シソ科)  @松阪 6月から7月ごろに 紫色の花をつける。 基部から走出枝が出て増える。 さわやかな花の色が魅力的である。 生薬名:カゴソウ 夏枯草(花穂) 薬用部位:夏に褐色になる花穂 用途 :

イワタバコ(イワタバコ科)

8月の薬草 イワタバコ(イワタバコ科) 湿った岩場に群生して生える多年草、大型の根生葉が2~3枚出る。 若芽を山菜に、乾かした葉は胃腸にも良い。 個体数が限られてきているので 採取は控えてください。 久しぶりに花を見るこ

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令和6年度 注射剤の無菌製剤処理研修会の開催について

   本研修会は、平成27年度から薬局の薬剤師を対象に在宅中心静脈栄養用輸液等の無菌製剤処理に関する実務研修として本会が開催しています。 本年度も下記により開催しますので、ご多忙とは存じますが、是非ご参加いただきますよう