
寒くなって 食卓には 鍋料理が似合ってきました。
今回は 野菜のネギに注目してみました。
ネギはユリ科の植物。
畑では冬を越して夏には枯れます。今からがおいしくなります。
甘くなります。
ネギの白い部分には生薬名がついています。 葱白(そうはく)。
風邪 頭痛 解熱の効果が期待出来そうです。
成分 ネギの白い部分は精油のアリルフルフィド ブドウ糖 果糖 粘液質を含み、
緑の部分は、ビタミンAを含みます。全体には ビタミンB2 ビタミンCが入っています。
原産地は バイカル、キルギス地方で、日本には 日本書紀に名前が出ているので ずいぶん前に渡来したようです。
関東の方では白い部分が多く 京都の方では青々したネギが多いそうです。
生育する土地の柔らかさが関わっているようです。
写真&文 三重県薬剤師会会員交流・広報委員会
郷 幸代