アトピー性皮膚炎について
-プロアクティブ療法のご紹介-
アトピー性皮膚炎は、かゆみのある湿疹が、慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。正常な皮膚は、皮脂膜によってバリア機能が保たれており、外部からのさまざまな刺激が入ってこないようになっています。ところが、アトピー性皮膚炎の皮膚は、このバリア機能が低下しているため外部からの刺激が簡単に皮膚の中に入ってきてしまい炎症が起きて様々な症状が現れてしまいます。アトピー性皮膚炎が乳児に多いのは、皮膚の機能が十分に発達していないため、成人と比べてバリア機能の異常が起こりやすいからです。