3月の薬草 ザゼンソウ(サトイモ科) @滋賀県高島市にて
滋賀県高島市でザゼンソウが咲いた!
なんと地域の方々が手入れして守っている!
ミズバショウほどの鮮やかさはないが、なんとも面白い花姿に時間を忘れて撮影。
自ら発熱して雪を溶かして出てくるというとか。
サトイモと同じ仲間。
部位: 葉、葉柄を採取して生のまま用いる
薬効: 毒虫に刺されたとき、皮膚が痒(かゆ)いときに、葉・葉柄を潰した汁を直接患部に塗布する
写真&文 会員交流・広報委員会(薬草) 郷
ザゼンソウの豆知識を見つけました。
- 臭い!
ザゼンソウは英語で『スカンクキャベツ』名前からして強烈
臭いでハエなど呼び寄せ、受粉するのに使っている。 - 発熱!
自ら発熱し雪を溶かし、尾瀬では一番最初に花をつけ虫を独占。
発熱の仕組みはまだよくわかっていない。 - 実はサトイモ
ザゼンソウはミズバショウと同じくサトイモの仲間。 - 掘るとちゃんと芋がある。芋は有毒。北米先住民は、ザゼンソウを薬草にしたりお守りにしたそうだ。
- 呪術に使用
北米先住民は、ザゼンソウを薬草にしたりお守りにしたそうだ。
臭くて有毒なのに薬草。毒と薬は紙一重か。 - 別名ダルマソウ
達磨大師が座禅しているように見えるところが名前の由来らしい。
(資料 尾瀬マウテンガイドより https://www.mountain-guide.jp/hana/109.html )